2020年4月12日日曜日

「ケーキを切れない非行少年」

ずっと読み進められなかった話。
医療少年院に入ってくるような犯罪を犯した少年たちは、認知の遅れがその原因の根本にあり、それは学校での訓練で上達をはかることができるというのが筆者の考え。
具体的にはコグトレというトレーニングでそれは可能だという。

たしかに筆者が4次障害という、発達の遅れが気づかれずに、そのことが原因で傷つく子どもたちはいるだろうと思う。
ただ、その一方で、学校現場が救っている子どもも多くいるのではと思うのだ。

学校という器に今以上のタスクがのせられるのかと、その点については暗澹たる思いにかられた。
と同時に、それでもやはりすべての子を救いたい。
このような知見を持ち、引き出しのひとつとしてコグトレを知っておきたいとも思う。

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