2020年4月15日水曜日

4月13日

昨日はオンラインクラスミーティングの1日目。
最初は2年生。
子どもたちはクラス替えもなく持ち上がったが、担任は交替した。
特に2組は新任の教員ということもあり、どうなるか不安だった。
今現在、子どもの顔と名前が校内で最も一致するので、出席を管理する役目として参加した。
時間になると、続々とログインしてくる子どもたち。
蓋をあければ、非常に安定した時間だった。
近くに保護者がいることもあっただろうが、どの子も落ち着いていた。
もちろんスイッチ大好きなのぶは、ミュートボタンを勝手にいじっていたが、そんなもんだ。
子どもたちはその時間を楽しんでいたように思う。
子どもたちを安心させたいと思っていたけれど、結局子どもたちより僕ら教員がいつもの(ように見える)子どもたちの顔を見て安心をした。

午後は1年生のオンライン保護者会。
オンライン保護者会は初めての試みであり、また保護者とは12月の新1年生保護者会の際のよそよそしい関わりがあったきりの対面だったので、非常に緊張していた。
そもそも何人参加するか、何人の欠席がでてしまうか心配だった。

蓋を開けてみれば、なんと全員が参加してくださっていた。
本当に安心して、少し涙が出そうになったくらいだ。
と、同時に、きちんとこの保護者会で思いや考えを伝えて共感をしてもらうことが、保護者との第一歩になると感じた。
かなりの気合いを入れて話し出す。
特に気をつけたのが、自分たちもこの状況を不安だと考えていること。その一方でどんな状況であれ子どもたちの育ちを支えるために工夫をこらしていくこと。具体的なことをしていて、さらにこの先もしていく準備があること、それを伝えた。
やっていることを誠実に伝えること。思っていることをまっすぐに伝えること。それを心がけた。

ぼくたちは未知にとびこんでいくことが得意な2人なんだと伝えた。
そしてみなさまも、子育てをしているみなさまも、きっとそうです。
だから大丈夫です。と伝えた。
本当にそう思っている。

自分にとって初めてのチャレンジが、パートナーである西本さんを保護者の前でも西本さんと呼ぶこと。
これまでは保護者の前では西本と呼んでいた。
保護者の前で身内にさんをつけるのはおかしいと習っていたからだ。
でも、今年はそれをやめようと考えた。
なぜなら保護者も同じ身内だからだ。
子どもの育ちをともに支える仲間だからだ。
保護者も同僚も、子どもを中心に考えたときに、等間隔でないにしろ、近くの存在と捉えたい。
そう考えていた。
「保護者の方とはサービスを提供する側と受ける側という関係でないと考えます。ぼくたちは子どもの健やかな育ちを支える仲間だと考えます。ですから、同僚のことも、保護者の方を呼ぶように、さんをつけて呼びたいと思います。」
正直、うまく伝えられたか分からない。でもうなづいている親もいたのでよしとしたい。

出席確認に20分以上かかってしまい、結局1時間45分の長丁場になった。
2時間の予定で伝えておいてよかった。
やってよかったと思えたから、よい保護者会だったのだろう。

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